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地方における英才教育の必要性

東京など首都圏や関西(京都・神戸など)の大学受験事情や教育レベルは、地方とは全く異なる。いわゆる中高一貫の私立校の存在が大きい。故・東龍太郎東京都知事の下で、学校群制度が導入されるまで都立日比谷高校は、東大の合格者数で常にトップであった。府立一中からの伝統を誇る日比谷高校といえば、東京、いや日本でナンバーワンの高校であった。ある年齢以上の方は、同様の思いをもつのではないだろうか?日比谷高校から東大は、日本におけるエリートコースと言われ、その合格を目指し、またこれのみならず一部名門と言われる高校の合格を目指して大学受験競争が激しくなった。大学受験競争の緩和を意図して「15の春を泣かせない」という美名の下、教員組合や故・東龍太郎都知事によって導入され、故・美濃部亮吉都知事によって積極的に推進されたのが学校群制度である。旧制中学からの歴史をもつ高校、第2次大戦後新設され、新時代の学校づくりに一所懸命の高校、宗教的背景をもっか私立高校、進学に力を入れ高い大学合格実績をもつ高校、就職に強い高校、スポーツや芸術に力を入れている高校等々、その成立や歴史の過程で、各校それぞれに様々の伝統や特色がある。人間に個性があるのと同じである。学校群というのは、複数の高校をグループ(群)にして、大学受験生は各群に出願する。合格した場合、どの高校に入学するのか本人は決められない。こんなバカなことがあってよいのか?高校にはそれぞれ特色がある。大学受験生は自分の将来への志望とそのためにどの高校に進学するのかよいかを考えて大学受験校を選ぶ。それが当然であろう。合格のためには努力が必要である。特定の高校に志望者が集中することもある。どうしても入りたいなら、努力して他人より良い成績をとるようにしなければならない。それも当然と思う。

本物の学力の向上

学生のアルバイトを含めて多くの講師と接触してきたが、箸が上手に使えない人はやはり、てきぱきと仕事ができないケースが多かった。さらにもう少し突っ込んで聞いてみると、家の手伝いはほとんど何もしたことのない「おばあちゃん子」だったり、リンゴの皮さえ上手にむけなかったりすることが判明した。箸の持ち方やリンゴの皮むきひとつで、ある程度、仕事ができるかできないかがわかってしまうと言ってもよさそうである。リンゴの皮がむけないということは、しつけができていない証拠にもなるので、当然EQは低くなるからIQも向上しない。箸の持ち方、リンゴの皮むきやお手伝いは、本物の学力の向上と密接な関係かおることは、子どもや仕事のできない大人を見ていると、確かなようだ。

自己モニターとは

自己モニターとは、自己の認知パターンを認識することで、認知心理学では「メタ認知」と呼ばれているものです。一口でいえば、問題解決のさいに、自分の能力や知識の状態とか認知パターンを分析し、自己の能力範囲について新しい「気づき」を得るような認知のことです。いいかえれば、メタ認知をした結果、与えられた課題について既存の知識で問題を解決できるかどうかが見えてくるのです。それがわかったとき、必要とされる未知の領分に対して新しい勉強を始めることになります。新しく始めた勉強の過程で、自分の能力についての新たな発見と覚醒があるわけです。たとえば、会社から新製品開発の課題を与えられたとき、課題にとりかかる前に自分の能力と認知パターンを分析し、何かできて何かできないか、あらためて見極めるわけです。自分はいまの立場にとらわれすぎているとか、上司や同僚の意見に振りまわされやすいから気をつけようとか、既成の知識にこだわりすぎているとか、従来の製品開発そのものについての知識は十分あるけれども、販売あるいは売り上げを伸ばすための知識が不足している、といった見極めです。つまり、必ずしも新しい知識を増やすことではないのです。まずは、自分の中で解決すべき問題点を見つけ出すことから始めることが大切なのです。


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